こどもごころ製作所
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こどもごころスコップ

2009年3月30日、ツリーハウス完成後、初のワークショップ。
雨の予報でしたが、なんとか晴れ間がのぞいてくれました!
今回のワークショップテーマは、「旬の食材」。
東京や京都、地元京丹後から総勢15名の方々が参加しましたが、
女子大生から親子連れまで、バラエティ豊かな顔ぶれ。
午後1時に集合して、まずは、完成したツリーハウスへ。
心地よい海風をうけながら、木の上から眺める大海原は、やはりサイコー!

そして、なんとうれしいことに、
過去のワークショップ参加者が、ボランティアスタッフとして大活躍!
開会式出陣前、浜ちゃん邸にて変身!

さぁ、それでは旬の食材を探しに出かけましょう!
と、そこで登場したのが今回の特別ゲスト、
京都の料亭「吉兆」の徳岡邦夫さん。
和の料理界に新風を巻き起こして、世界で活躍されている料理人です。

さて、徳岡さんと参加者が向かったのは、
カキの養殖で有名な久美浜湾。
当初、山でフキノトウを収穫する予定でしたが、
暖冬の影響かタイミング悪く、
急きょ浮上した食材がシーズン最後のカキ。

小船に乗って、養殖しているイカダに移動、
1年かけて育ったというカキを引っ張りあげます。
殻にこびりついたプランクトンなどの汚れをヘラでとるのですが、
これは子どもの泥あそびのようで、意外と楽しい!
地元の漁師のおじさんは「こんなのどこが???」って言うけど、
初体験の参加者には新鮮でしたよ。

一方、ワカメ狩りに向かう参加者も大勢いました。
こちらも、本来なら船に乗って岩場にアプローチする予定でしたが、
波が荒いとの理由から、急きょ、山ルートに変更。
ひたすら山歩きするも、これがなかなか海にたどり着きません。
参加した小学生は「ワカメは山で獲れるの???」と思ったほど。
ようやく海が見えてきた瞬間は感動しましたが、みんなヘトヘト。

岩場のワカメを収穫して、復路へ。
ほとんどトレッキングで、参加者にとっては想定外の体験。
お疲れさまでした!

さぁ、いよいよ収穫してきたものを調理します。
枯れ木を集めて火を起こし、獲れたてのカキを焼くところまでは、
参加者でもできるのですが・・・それで終わり???
見るに見かねた、吉兆の徳岡さん、おもむろにフライパンを取り出し、
オリーブオイルでカキを炒め始めました。
調味料で味を調えてから、
隠し味としてケチャップをトントントンと落としたのです。
これがうまい!
徳岡さん曰く「ケチャップの味、しないでしょ?うま味として使っているだけ。
ケチャップってなんだか知ってる?トマトなんだよ。」
そんなさりげない徳岡さんとの会話に刺激をうけながら、
今までに出会ったことのない貝の料理を堪能しつつ・・・
その隣では大胆なぶっこみ鍋ができあがっていました。
海で獲れた魚やワカメなどの収穫物、地元で捕獲したイノシシの肉、
先ほどカキを調理したときに残った出汁入りオリーブオイルまで
ぶっこんで、格段の味に!

夕刻、おなかを満たしたあと、徳岡さんとの懇話会へ。
車座になって、徳岡さんの熱い語りに耳を傾ける参加者たち。
徳岡さんにとって、料理とは「コミュニケーション」なのだそうです。
人がおいしいと感じたり、感動したりするのは、
料理そのものだけではなく、食材の背景にあるストーリー、
場の雰囲気、お客さまとの話し方にいたるまで、
あらゆる要素がからんでくる。だから奥が深い・・・
徳岡さんの豊富なアイディアは、
いつもそんなことを考え続けているからなんですね(合点)。

さぁ、いよいよ乾杯!
地元の方々との懇親の夕べです。
当日の体験模様をビデオ撮影しておいて上映。
振り返りながら、あれやこれや思いをめぐらしましたが、
一番はしゃいでいたのは、地元のオッチャンたちだったような・・・
とにかく、お疲れさまでした!

2日目も好天にめぐまれ、
船にのって漁(もんどり)をしたあと、ツリーハウスへ。
ツリーハウスクリエイションの方々が応援にかけつけてくださり、
ツリークライミングを楽しみました。

西川さんにチェーンソウアートも実演していただき、
見事、特大つくしが完成!

ツリーハウス下のエリアは、アズマネザサを刈り払い、
さらに広いスペースができたので、ラズベリーの苗木を5本植えました。
果たして、順調に育ってくれているのでしょうか!?
楽しみです。


女子大生に魚のさばき方を教える漁師の浜ちゃん

昼は恒例のバーベキューで、地ダコなどを堪能。
「こどもごころスコップ」のロゴを焼き印にして、手形もつくりました!
材料さがしから協力してくださった地元のオッチャン達、
本当にありがとうございました!

また、調理場とした自宅の庭を貸してくださり、
すっかりお世話になってしまった漁師の浜ちゃん!奥様!
感謝感謝でございます!
旭で収穫されるワカメ、最高においしい!
干しワカメは、つまみにもなるし、知る人ぞ知る地元の名品です。
ぜひ、みなさまも一度、ご賞味あれ!

ということで、
今回の「こどもごころスコップ」は、おしまい。