こどもごころ製作所
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クラヤミ食堂

見えないから美味しい。
見えないから楽しい。
見えないからひろがる。
あのクラヤミ食堂が、
今度は宇宙に飛び出します。

「クラヤミ」という名の宇宙船に乗り込み、
地上を離れて約8分。
広大な宇宙空間ではじまるディナータイム。
饗される一品一品の中にもまた、
小さな宇宙が存在することに、
あなたはきっと気づくでしょう。

そして、あなたは取り戻すはずです。
大人になるにつれて少しずつ忘れてしまった、
この壮大な宇宙との一体感を。

2009年夏、こどもごころ製作所がお届けしたのは
美味しくて楽しい、暗闇の中のスペースクルーズ。
どうぞお楽しみください。

七夕も近くづく星降る夜に開催させて頂いたのは
クラヤミ食堂宇宙バージョン。

クラヤミ食堂は宇宙船クラヤミ13号へと姿を変え、
クラヤミの中、想像力で宇宙を旅する

2時間のスペースクルーズを楽しんでいただきました!

お客様はクラヤミで席に着かれ不安と緊張共にクラヤミの中で
宇宙船クラヤミ13号の発射の瞬間を待ちます。
「世界で最初に宇宙へと飛び立った生き物は?」
「スペースシャトルの事故率は?」
支配人からの宇宙豆知識を聞いていただきながらお待ちいただきます。

「それでは、打ち上げの準備が整ったようでございます。
乗務員、搭乗口をクローズしてください。」

支配人の合図のあと「ガッチャン」と鳴り響く、重いハッチの閉まる音。
そして聞こえてくるのは発射カウントダウンの声。

5,4,3,2,1…

ゴゴゴゴゴゴ!!!!という轟音が響き渡り
発射とともに皆様に乾杯をしていただきました。

この乾杯で召し上がっていただいたのは、味わいも爽やかな
スパークリング。
ドメーヌ・サン・ミシェル ブラン・ド・ブラン
宇宙開発の先進国、アメリカのワインでございます!



飛び立った宇宙船クラヤミ13号は無事に大気圏を脱出。
そこで見えたもの、それはこぶし大の九州、四国、
そして三日月のような本州。
真っ青な海に浮かぶ、緑のヨットのような美しき島国。
そんな島国を眺めながら召し上がっていただいたのは

岩牡蠣縲恃・オき島国仕立て縲鰀
森の雫と山葵、緑の対流ソース添え

海と森に抱かれた国の味わいをお楽しみいただきました。



宇宙船は太平洋とアメリカを横断し夜の大西洋へ…。
そこにあるのはどこまでも暗い闇。
しかしだんだんとキラキラとしたものが向こうから近づいてくる。
それは、夜の闇に輝く夜のヨーロッパの街の明かりが
イルミネーションのように輝いているのだった。
そんな輝きをご覧いただきながら、
キラキラと瞬くような輝く味わいを召し上がっていただきました。

闇にまたたく地上の星たち
太陽と雨で育った闇に瞬く光の野菜のプレート

力強い野菜の味そのものを味わっていただくこの料理、
みなさまフォーク、ナイフだけでなく素手で味わっておられました!

2品目とともに召し上がっていただいたのは
ヴォルテオ ブランコ
スペイン産の辛口白ワインをお楽しみいただきました!



闇にまたたくヨーロッパを超え、地球から月へと旅立つクラヤミ13号。
旅立つ前に窓から見えたもの、それは国際宇宙ステーション。
地球以外のもうひとつの人類の住みか。
人類はここから月へ火星へ、無限の宇宙へとこれから旅立っていく。
そして日本もここに「きぼう」と言う名の実験モジュールをもっているのだ。
3品目はこのきぼうを想像していただきながら
英知ときぼうがぎゅっと凝縮した料理

宇宙ステーション「きぼう」~きぼうの詰まったアランチーニ

を召し上がって抱きました。
外はサクサク、中は濃厚にぎゅっとつまったライスコロッケのようなもの。
濃厚な味わいをお楽しみいただけたようです!

3品目と一緒に召し上がっていただいたのは
イ・ジュスティ&ザンサ ネモリーノ・ロゼ
シラー100%から造られ、フレッシュでフルーティーな味わいが楽しめる
イタリア産ワインです。



地球を離れて近づいて見えてきた月。
そこは、普段見るまん丸の黄色いお月様とは異なる灰色の荒涼とした世界。
空気もなく、音さえ存在しない。
しかし、そこは古代の神殿を見るように静謐で神聖な世界だった。
4品目はこの神聖な世界を目指して人類が偉大な一歩を踏みしめた
月の地名を託した料理。

静かの海~クレーターチュイルをかぶった
満月の様なコンソメジュレと人参ムース

硬い薄焼きのチュイールを月面に見立て、
スプーンで破ることでお客様にも偉大な一歩をしるしていただきました。



クラヤミ13号は月の裏側へと到着。
そこはアポロ8号のクルーが月の裏側にはサンタクロースがいる、
と言っていた場所。
そんな話を聞いていると、テーブルの上で「ドン!!!!」
という大きな音が…驚いてテーブルの真ん中に手を伸ばすと
キンキンに冷凍された月の石と、カプセルの中につめられた
月のサンタクロースからのプレゼントが入っていた。

お箸休め~月の裏側月の岩のロシェ
ロシェはフランス語で岩という意味。黒芥子、胡麻、クルミ、アーモンドを
入れたさくさくした真っ黒いメレンゲ菓子をサプライズとして
お召し上がりいただきました。



月の裏側を抜け、地球への帰還航路にたったときみえたのは、
灰色の月の地平線から青と白の光りを暗黒の宇宙に放ちつつ、
日の出のようにあがってくる地球。
この小さな地球で暮らす我々は、もしかしたら家族のように
近しい存在なのかもしれない。
そんな温かい気持ちをこめた一品を召し上がっていただきました。

アースライズ~地球はひとつ
ワールドワイドなポトフ
古代小麦ディンケルのパンと一緒に

メインのお料理と共に召し上がっていただいたのは

ジャンルイ・シャーヴ セレクション コート・デュ・ローヌ モン・クール

香辛料やブラック・ベリーを思わせる芳香を放ち
濃厚な果実実を感じられるフランス産のワインです。

月からの地球へと近づき、ビー玉くらいの大きさはどんどん大きくなり
目の前いっぱいが色とりどりに輝く地球に満たされる。
真っ青なインド洋、緑の東南アジア、茶色の砂漠、真っ白なヒマラヤ…。
黄河は暖かい小川のようで、日本海は冷たいプールのようだ…
地球はやはり、美しい。

この星の突入と共に召し上がっていただくのは繊細な惑星を
感じていただく一品。

故郷への帰還~笹の葉さらさらおぼろ雲プリン
小さな頃に遊んだ小川仕立て

小川に仕立てたスープは笹の葉を丸ごと絞ったもの、
甘く爽やかな感触が口の中にのこります。
おぼろげに口に溶けるパンナコッタの味とよくマッチします。



そして最後のデザートと共に召し上がっていただいたのは

フォンセカ ホワイト・ポート

甘みの強いポルトガル産ポートワインで
宇宙からの帰還をお楽しみいただきました。





クラヤミ13号は無事に赤坂へと着陸。

多くの宇宙飛行士は宇宙から帰還したあと、
自分自身に大きな変化が起きたと語っている。
そこでクラヤミ13号から降りる前にしていただいたのは
クラヤミの宇宙旅行の感想を、クラヤミの中で紙にかいていただくこと。

みなさまの感じた、しばしの宇宙旅行の想い出を
紙へと書き記していただきました!

そしてクラヤミの宇宙旅行は無事に終了!!
みなさま、想い想いの宇宙の旅をお楽しみいただけたようです!

次回のクラヤミ食堂、開催は10月。
また新たなテーマ、世界でみなさまもまだ見ぬ世界へとお連れします!
また是非ともお越しください!